クロストーク 02 CROSS TALK 02

仕事のこと、会社や社員の
雰囲気などを先輩社員にたくさん
語ってもらいました!
和気あいあいと話す、リアルな声を
お楽しみください。

ひと・モノ・情報の
全てを掌握する三代目!

中村 謙介 代表取締役社長

未来の新中を背負う
期待のホープ!

浦山 泰洋 研究開発部 開発グループ
/2019年入社

履歴書だけではわからないから、 できれば全員と会って話したいんです

失礼します。社長、今日はよろしくお願いします。

行事のときには結構顔を合わせるけど、こうして改まって話すのは、久しぶりやね。ま、そこ座って。気楽にね。

ありがとうございます(緊張)。学生向けの説明会で、入社1年目の先輩社員として参加したときにご一緒させていただきました。

そういえばあの後、喫茶店で彼女の写真を見せてもらったなあ。

実はその後、結婚しまして…。

え!そうなの?おめでとう。

ありがとうございます。2019年は就職、結婚と私にとって激動の1年でした。

浦山さん、出身は長崎やったね。住む場所もガラリと変わったわけですね。

そうなんです。一次面接のとき、「入社することになれば、長崎から和歌山に来ることになるけど大丈夫?」と心配してくださいましたよね。

あれ?一次面接に僕も入ってた?

はい!「社員のことをよく考えてくれているんだな」と感銘を受けたので、ハッキリ覚えています。

そうだったそうだった。

一次面接に社長がおられると知って、ものすごく驚きました。想定外だったのでちょっと慌てましたが(笑)、「それだけ採用に熱心なんだ」とも思いました。

エントリーしてくれた学生さんには可能な限り、できれば全員に会いたいと常々思っているんです。人は履歴書だけではわからないから。声を聞き、雰囲気を見て話をしてみないとね。いくら能力があっても、最終的には人間力がものをいうと思っているんですよ。

人物重視だから、学生時代の専門に関係なく採用される可能性があるということですね。

その通り!大学よりも入社してから過ごす時間の方が断然長いので、スキルより意欲の方が大事。専門外でもケミカルが好きで、設計のプロフェッショナルを目指したいという気持ちがあるなら大歓迎です。

私も有機化学専攻ですが、ドストライクというわけでもなかったんです。

そうだった。工学部だったかな?

いえ、薬学部です。そこで自己アピールでは「まじめな性格で、何度失敗してもふてくされずにチャレンジできます」と、学生時代のエピソードを披露しました。多少の誇張はありましたが(笑)、言い切ってみたんです。

確かに浦山さんはまじめに見えましたよ。それも評価のポイントだったな。一次の面接官は私を含めて4人。皆で投票して決めました。

そうなんですか!選考方法は全く知らなかったので興味深いです。

社長の私が1人で決めるわけではなく、対等な立場で一票を入れるんですよ。

いろんな人が私を認めてくださったんだなあと思うとうれしいです。

自分の設計したモノが世の中に出回り、 社会を変えていく喜びを味わってほしい!

研究開発部はどう?先輩はちゃんと教えてくれる?

先輩も上司も距離が近くて、皆さんよくしてくださっています。部長も気さくに話しかけてくれますよ。

今どんなことをしてるの?

既存製品の改良版の合成に取り組んでいます。営業の方がお客様と打ち合わせを行い、その内容を私が営業から聞いて進めるという流れですね。

企業でのモノづくりは、大学の研究室とはちがうでしょう?

そうですね。そのことを実感しています。

大学では自分の研究のために実験をするけど、企業ではお客様のための開発をするので、そもそものベクトルがちがう。

それに、結果がすぐ出るのが大学の研究ですね。今はお客様から「3ヶ月後に結果を伝える」と言われたりして、ひたすら待たなければならないこともあります。

OKをいただいてからも長い工程があります。設計した製品を工場で生産し、お客様に納入。その先の工程に進んで最終製品に組み込まれ、世の中に流通して初めて人々の役に立つわけです。

実験も1回でうまくいくことはなく、何度も手法を変えて繰り返します。最初の打ち合わせから形になるまで1~2年かかることもあると言われましたが、実験が好きなので苦ではないです。

それは頼もしいね!そこに、自分の設計した製品が身の回りのいろいろなものに使われているという体験が加わればさらに仕事が楽しくなりますよ。

私がシンナカを志望した理由がまさにそこなんです!

え、どこ?

身近なものに使われる化学製品の原料をつくっている、上流工程の会社で開発がしたいと思ったんです。

なるほど!最終製品にシンナカの社名が記載されることはないけれど、新製品を上梓するときはコードナンバーが付き、仕様書に記載されます。成果が形として残るわけです。特許をとっている製品もありますしね。

自分の開発したモノが、最新のスマートフォンやパソコンに採用されるかも…(ワクワク)

当社の製品を使ってくださっているのは、日本を代表するような錚々たる大手メーカーですから、その可能性は大いにありますよ。浦山さんも営業と一緒にどんどんお客様を訪問してニーズを聞き取り、“ファイン”なモノづくりに挑戦してほしい。

がんばります!それで、ついでというわけでもないのですが、この機会を利用して社長に要望したいことが…。

遠慮なく言ってみて。

…誠に言いにくいのですが、ボーナスを増やすより、基本給を上げていただけたらうれしいな、と…。

まさに検討中です。収入を安定させるにはその方がいいですからね。

40歳くらいになってローンを組むとしたら、基本給が多い方がいいのかなと思ったりしています。

休日を増やし、残業を減らそうという取り組みもしています。

社員の幸せや安定を考えてくださっていることは、ふだんから感じています。独身寮があるし、結婚後も県外出身者には住宅手当が出るのも助かる。おかげで新婚生活も充実しています。

浦山さんは将来のこともしっかり考えているんですねえ。社員が仕事もプライベートも充実させて、安定した幸せな生活を送ることも会社の目標です。実力をつけて給料も稼いでほしい。利益を生み出した社員には、ちゃんと還元します。

やる気が湧いてきました。社長と一対一で対談なんてドキドキしていたのですが、いいお話がお聞きできてよかったです!ありがとうございました(ホッ)。