製造部 R&D DEPT.

新体制がスタート!、
和歌山、福井で機能を分担し、
高付加価値の製品で社会に貢献

国内は和歌山、福井の2拠点に工場を展開しています。両工場ともISO9001認証、ISO14001認証を取得。品質の安定と「地球にやさしい工場」の実現を目指し、邁進しています。和歌山工場は少量多品種に対応、福井工場ではニーズの多い製品の大量生産がメイン、と役割を分担しています。

お客様の要望に高い精度で応えていくため、常に製造体制の見直しを行っていますが、2019年にも組織改編と大胆な設備投資を実施。トピックとしては「製造技術部」の発足、小スケール工場の新設、さらに和歌山での新工場建設も進めています。

危険を除去し、安全・快適な環境を。工場と研究開発を繋ぐ「製造技術部」発足!

化学メーカーとして果たすべき重要な役割の一つに、「危険の排除」があります。そこで安全推進室を立ち上げ、日常の“ヒヤリ・ハット”について工場全体で情報を共有。作業の安全性を高めるべく、先進設備も積極的に取り入れています。

製造スタッフにも周辺住民の皆様にも安心・快適な環境を提供するため、大型の脱臭設備を導入。臭気の元となる可燃性ガスを90%除去することに成功しました。
作業環境の改善は生産効率・品質の向上はもとより、有能な人材の確保にも繋がると考えています。

2019年、研究開発部から一部の機能が製造に移管され、「製造技術部」が発足しました。工場でのスケールアップ時に問題が発生した場合、研究開発部に差し戻すことなく製造側で解決するための組織です。

2020年には小スケールの工場が完成。工場と一体となり、モノづくりの門番として処方の再考や設備の見直しを実施。お客様からもノウハウをいただきつつ、スムーズでスピーディな生産を実現し、期待以上の成果を上げていきます。また、既存設備のリニューアルも順次、進めてまいります。